
○はじめに
米国の代替統合医療のクリニックでは定番の点滴療法です。家庭医のジョン・マイヤーズ医師が考案し、アラン・ガビー医師により米国中に広まりました。インフルエンザ、感冒症候群、慢性疲労症候群、偏頭痛、喘息、うつ病、アスリートの運動能力向上など多くの疾患に有効な点滴療法です。
○ マイヤーズカクテルの歴史
メリーランド州ボルティモア市の開業医であるジョン・マイヤーズ( John Myers )先生は30年以上にわたり、喘息、慢性疲労、うつ病の患者をビタミンやミネラルの点滴療法で治療することで有名でした。
アメリカホリスティッギャビー先生はマイヤーズ先生の点滴療法に強い関心を持ち、マイヤーズ先生の処方を再現しようと試みたのです。ギャビー先生はそれから11年間に外来で1,000人の患者に15,000件の点滴療法を実施しました。2002年にAlternative Medical Review誌全米各地の統合代替医療や自然療法の医師がマイヤーズカクテルを臨床で処方しています。
○ 基本的な考え方
マイヤーズカクテルの基本はマグネシウム、カルシウム、ビタミンB群、ビタミンCといった人間の体の中に存在している栄養素だけを配合し、10〜30分で静注します。急速にビタミンやミネラルの血中濃度を上昇させることで薬理学的な効果を期待しています。
○ 有効と思われる疾患
気管支喘息、偏頭痛発作、全身倦怠・疲労、慢性疲労症候群
線維筋痛症、うつ病、こむら返り、急性上気道炎、慢性副鼻腔炎
アレルギー性鼻炎、心不全、狭心症、慢性蕁麻疹、
甲状腺機能亢進症、生理不順、麻薬の禁断症状。
上記疾患以外にも、耳鳴、自律神経障害、不定愁訴症候群、インフルエンザなどにも有用と言われています。
○ 基本処方
マイヤーズカクテルはマグネシウム、カルシウム、ビタミンB群、ビタミンCといった人間の体の中に存在している栄養素だけを配合し、10〜30分で静注する治療法で、急速にビタミンやミネラルの血中濃度を上昇させることで薬理学的な効果を期待しています。
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